仮想通貨暴落の原因??Celsius Networkとは何か?

3兆円もの預かり資産を運用していたCelsius Network(以下、Celsius)が、6月13日、顧客資金の出金停止を発表したことが、先日の暴落に影響を及ぼしていたと推測されています。どうしてそのような事態に陥ってしまったのか?そもそも、Celsiusとは何なのか?解説していきます。

この記事でわかること
  1. Celsiusのサービス内容
  2. 過去のCelsiusの損失
  3. なぜ出金停止になってしまったのか?
  4. 仮想通貨全体への影響
  5. 今後の展望

Celsiusって、そもそも何なのか?

Celsius Network Webページより

高利回りの配当・低利息の融資サービス

Celsiusは、仮想通貨を預入れた投資家に、最大17%を支払う貯蓄プラットフォーム(口座)。また、低金利の融資も行う業界大手レンディング・プロバイダーになります。仮想通貨で高い利回りを提供する銀行のような仕組みです。日本では考えられない程の高利回りで、怪しいと警戒してもおかしくないでしょう。仮想通貨セルシウス(CEL)も発行しています。

連続起業家のAlex Mashinksky氏によって2017年にロンドンで設立されました。ウクライナ生まれ、アメリカ育ちの彼の経歴をみると、8つのスタートアップ、3つのユニコーン企業の創設者です。発明家でもある彼は、50もの特許も取得されています。1990年代に、Voice Over Internet Protocol(VOIP)を開発した方です。

Celsiusのミッション
  • コミュニティの最善の利益のために行動する
  • あえて探検し、革新し、創造する
  • 謙虚でオープンマインドであること
  • 内なる悪を讃える
  • ドアがない場合は、壁を壊す
  • 楽しむことを真剣に考える

過去に、青汁王子こと三崎氏が過去にCelsiusを初期購入して6億円ほど利益を上げたことで、ご存じの方もいらっしゃることでしょう。

彼が、率いるCelsiusに一体何が起こってしまったのか?根本的原因があるはずです。

BadgerDAOの不正流出

2021年12月2日、DeFi(分散型金融)サービスを提供するBadgerDAOが、ハッキング被害に遭い、5000万ドル相当の損失。

Stakehoundの秘密鍵紛失

2021年6月22日、イーサリアムのステーキングプールを提供するStakehoundが、人為的ミスにより秘密鍵を紛失、35,000ETHの損失。(Celsiusが一年以上損失を隠していた?)

2022年5月のLuna/USTの崩壊において、関連情報から、少なくない規模の損害を被った可能性が指摘されています。

出金サービス停止に

引き出しが出来なくなってしまった!

Celsiusは6月13日、「極端な市況」を理由に顧客資金の引き出しを一時的に停止することを発表しましたが、本当は、別の理由がありそうです。上記の理由も一因で、Celsiusがヤバいかもと取り付け騒ぎが起こって、停止したのではと推測されます。なぜなら、3兆円あった預かり資産が、5000億円ほどになっているからです。

「我々は、顧客に対する義務を果たすために資産を保護・保全するという一点に集中して取り組んでいる。我々の最終的な目標は、流動性を安定させ、引き出し、スワップ、口座間の送金を可能な限り早く再開することにある。さまざまな選択肢を検討するなど、多くのことに取り組んでおり、このプロセスには時間がかかり、遅れる可能性があります」(ブログでの発表より

引き出しの一時停止が伝えられたあと、仮想通貨も発行していますが、セルシウス(CEL)は50%以上下落しましたが、

Celsiusの資産全体からいえば、ハッキングや秘密鍵紛失での損失は大きくないのですが、全ての資産をすぐに返還出来るわけではありません。 預かった資産は他に貸し付けたり、動かせない資産(ロック分)もある。 引き出しに備えて、BTCやETHも一定割合ありますが、引き出しが殺到してしまうとそれだけでは、対応が難しいのです。

ですから、損を出してでも売れる資産を売ることになります。 その代表例がstETHです。 stETHはイーサリアムのアップデートが完了すると、1stETH=1ETHで交換できるトークンになりますが、それまでは市場で売却することになります。

大量売却すると市場価格は下落します。 これが、先日話題になっていた、stETH-ETHのディペッグ(基準値から乖離)の原因です。 顧客から1ETH預かり、1stETHに替えて運用し、急に売却を迫られて市場価格の0.95ETHで売る。 顧客には1ETH返さなければなりませんので、差額の0.05ETHはCelsius側が負担しなければなりません。顧客の引き出しに対応しようとすればするほど、差額分のCelsiusの負担額は増え、顧客にお金を返せなくなってしまいます。

結論、出金停止の対応をせざるを得なかったとなります。※サービス再開がいつからなのかは、まだアナウンスされていません。

仮想通貨全般の下落が止まらない

いつまで続くかよりも、原因の追究が大切

バブルの発生と崩壊は仮想通貨だけに限りませんが、今回のCelsius騒動は、他の様々な要因と相乗効果をもたらしてしまったのは事実です。仮想通貨に詳しくない層のパニック売りも考えられます。過去の暴落時も、中央集権に頼りすぎだったことが原因です(マウントゴックスやコインチェックのハッキング事件)。仮想通貨自体の問題ではないことに注目です。各国の規制でも影響はありますが、それは、仮想通貨のシステムが優秀だからといった見方もできます。

仮想通貨の今後はどうなるの?

先のことは誰にもわからないけども…

おおよそ、4年間隔で仮想通貨のバブルと崩壊を繰り返しています。その都度、新規参入者の増加、仮想通貨の理解度・認知度も高まってきています。仮想通貨の基盤であるブロックチェーンの仕組みは、インターネット黎明期にも例えられるほどのインパクトがあります。Celsiusのようなレンディングサービスの存在は、既存の銀行にとっては脅威となりえます。まだまだ改善点はあるにしても、更なる暴落があったとしても、次の上昇時を待って、仮想通貨を購入している人たちも存在しています。

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まとめ

いかかでしたでしょうか?仮想通貨のための銀行と呼ばれていたCelsius。何がきっかけでこの様な事態になってしまったのか?点と点を結び付けることで、見えてくることもあります。これから先も、色々なことが起きる中で、どの様に、仮想通貨を守っていくか?一つの銘柄だけという方も、分散されている方も、考えさせれる出来事ではないでしょうか。

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