【徹底解説】BINANCE PAYとは?

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BINANCE(バイナンス)とは、ユーザー数/月間取引高において、世界有数の規模を誇る仮想通貨取引所です。 また、圧倒的な取扱通貨の豊富さに定評があることで知られています。本記事では、世界有数の取引所であるBINANCEが手掛ける、「BINANCE PAY」について解説していきます。

はじめに

BINANCEとは、2017年に香港で「ジャオ・チャンポン氏」によって設立された仮想通貨取引所であり、現在の拠点は様々な理由からマルタへと移っています。ユーザー数は1000万人以上であり、取引高は世界でもトップレベルとなり24時間での取引量は60億円を超えている世界最大級の仮想通貨取引所です。

さらに、BINANCEを利用する際の口座開設には本人確認が必要なく、メールアドレスとパスワードの2つを設定するだけで口座開設が可能となり、取引銘柄の数は200種類を超えます。この数は日本国内の仮想通貨取引所が扱う銘柄数約15種類を大きく超える数となります。

BINANCE PAYとは

「BINANCE PAY」とは、BINANCEが設計した非接触、国境を気にする必要がない仮想通貨を用いた支払方法のことです。

仮想通貨の送受信や、支払いの手数料が無料でありBINANCE PAY対応店舗であれば気軽に使用することが可能になります。

さらに、日本で普及している電子決済サービスのように支払いに使用する仮想通貨を家族や知人へ送金することも簡単に行うことができます。

BINANCE PAYでの支払い

BINANCE PAYは支払方法の設定を自由に行うことが可能となり、50種類以上の仮想通貨の中から決済に使用する仮想通貨を選択することが可能になります。上述した他のユーザーへの送金なども数多く対応している仮想通貨の種類から選択して送ることが可能となります。

支払い可能な仮想通貨一覧(BINANCE PAY公式サイト参照)

ADA、ATOM、AVA、BCH、BNB、BTC、BUSD、CTSI、DASH、DOGE、DOT、EGLD、EOS、ETC、ETH、FIL、FRONT、FTM、GRS、HBAR、IOTX、LINK、LTC、MANA、MATIC、NEO、OM、ONE、PAX、QTUM、STRAX、SXP、TRX、TUSD、UNI、USDC、USDT、VAI、VET

上記の仮想通貨の中から、支払いに使用する仮想通貨の優先順位を決めることが出来ます。たとえば、USDTが優先的な支払い通貨に設定した場合、残高が足りなくなってしまったときに2番目に設定している仮想通貨が決済に使用されるようになります。

支払方法

BINANCE PAYでの支払い方法は、「ID」を入力するか、「QRコード」を読み取るかの2つから選択します。

「ID」の場合、相手のBINANCEアカウントのEメール、電話番号、BINANCE IDもしくは、Pay IDいずれから選択をし仮想通貨を送る相手の情報を入力します。BINANCE IDを表示する方法は、ホームの左上のプロフィール写真をタップするだけです。

もしも、返品などの手続きを行う事になった際には、店舗側が受け入れた仮想通貨を支払元のユーザーのウォレットに入金します。

過去の支払い履歴はBINANCE PAYから確認することが可能です

BINANCE PAYを利用するためには?

利用をする際には、BINANCEアプリの「Wallets」→「Funding」→「Pay」の順で選択します。BINANCE PAYは、Binance.comすべての対象ユーザーがBinance.comへの登録と、KYC(本人確認)を行うことによって利用することが可能となります。また、利用時のトランザクションは通常であれば時間はかからず、決済の処理は瞬時に行われます。

BINANCE Market place

BINANCE Market placeを利用することに多くのサービスや宿泊施設などを検索することが出来ます。

もちろん、支払いはBINANCE PAYで行うことが可能となり、ホテル予約やローンチパッドへの参加、流動性スワップで報酬を獲得することなど様々です。

1$ゲーム

BINANCE PAY上で1BUSDの入札を行うことによって、様々な豪華賞品を獲得するチャンスを得ることが出来るオークションゲームがあります。キャンペーン期間中に1度の入札を行うことが可能であり、オークション結果の報告はキャンペーン終了後24時間以内に行われます。落札できなかった場合、使用したBUSDはウォレットに48時間以内に払い戻されます。

BINANCE PAYを利用していないユーザーを招待

BINANCE PAYを利用して、相手へ仮想通貨を送金する場合には相手もBINANCE PAYを利用する必要があり、送り主は相手が利用していない場合に「招待」することが可能になります。

Crypto Box

「Crypto Box」とは、友人に仮想通貨のギフトを送ることが可能となるサービスのことを言います。

Crypto Boxを作成して、友人と共有しBINANCEアプリでボックス使用しギフトを請求すると、ボックスに入れた仮想通貨の量がランダムで決められ、選択された量の仮想通貨が受け取れます。

音楽フェスでBINANCE PAYを採用

バルセロナとポルトで開催されたプリマヴェーラサウンドフェスティバルにて暗号資産での決済対応をしていたことが、ビジネス特化型SNS「Linkedin(リンクトイン)」に記事として投稿されていました。一部内容として、「お客様はGoCrypto端末でBinanceウォレットを使用して支払いすることが可能。」と記載があり、要求されるのを待っているすべてのNFTには、追加のボーナスがあると書かれています。

さらに、チェコの首都であるプラハ市では、仮想通貨を使用した決済を公式に採用し、BINANCE PAY、Binance.com Wallet、Elly Walletのいずれか3つから選択し支払うことが可能になったことが報告されています。

まとめ

今回は、仮想通貨を使用した決済方法のBINANCE PAYについて解説をしてきました。最後にポイントとしては、BINANCE PAYは「国境を気にすることなく使用が可能」、「決済方法が2種類から選択可能」、「決済が簡単」、「利用可能な銘柄が豊富」、「優先的に使用する銘柄の設定が可能」、「友人の招待が可能」、「様々な特典やギフト」などの利用者への多くのメリットが挙げられます。しかし、規制が厳しい国が存在するのも事実であり、仮想通貨を利用した決済は、利用者増加に向けた案が出され、未だに普及段階の途中だと考えられるでしょう。

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